写真は、我が家に咲いた紫陽花です。
6品種くらいの紫陽花がお家を囲んでいます。
写真の花瓶の後ろのガラスにも、写ってますね・・・
私が関西から横須賀にやってきた時に、鮮やかに出迎えてくれたのがこの紫陽花です。
長い雨のこの季節は、気持ちが沈んでしまいがち。
だから、部屋のあちこちに紫陽花を生けて、
私は下向きな気持ちを、まっすぐに向けるようにしています。
朝のテレビで有名な写真家が話していたこと。
今は、
「現実」と,
「そうでない世界」例えば、ゲーム、ITなどバーチャルな部分との境がなくなっています。
テレビなどの画像で映される夢のような世界と
自分たちの置かれている現実の生活、 そのギャップ。
本当の自分から逃げて行く・・・自己逃避へと繋がる人がとても増えているのだとか。
従来、私たち人間の本質は、
「共生」という力を持っていたと、遺伝子研究者は言います。
自然と交わって生きる。
困った人がいたら、何かしら助けたくなったりする、手を差し出すのが、
人間本来の感情であったのに。
昔はみなが優しかったから。
貧しい人もお金持ちもお互いに助け合って生きていくことが出来たのです。
でも、今はそうではありません。
一度の失敗が許されない、切捨て社会という現実。
「共生」を避けて、現実から、自己から逃避しているから、
そこには、間違いが起こってくるのではないかと思う。
いろいろな意味で。
本来持つべき人の力を見落とさないで、生きれば、単純に気持ちいいのでは?