2010年2月10日水曜日

子どもにどんな手助けができるのだろう?

ベビーヨーガ参加のYくんのママが、年始に送って下さった写メです。
生後10ヶ月、しっかり足で大地をつかみ、Yくんが、年末大掃除のお手伝いしてくれたところ・・・


ママが、楽しくお掃除しているのを見て、
Yくん、まねっこしてみせてくれたのでしょうね。
微笑ましくて、思わず、ニッコリしてしまいます。

先日、シュタイナー教育の講義を聴いてきました。
テーマは「子ども時代の3つの階段」
~小学校入学・9歳の危機・前思春期~
講師:松田 仁先生

このタイトルを聞いて、yoga.aosoraメンバー、私含めて5名申し込みしました。

Yくんのように、母親を模倣し、行動力、身体感覚を育てる0~7歳幼児期、それを・・・「意」の時代

肉体に依存した、快、不快の感情など、動物的な感情、
肉体に依存しない、同情、愛情など、高次な感情  感情が自由になる7~14歳 それを・・・「情」の時代

物事を抽象化、論理化にする、思考を重要視する  14~21歳思春期~成人 それを・・・「知」の時代

シュタイナー哲学で言う、めざす人間像とは・・・・
ものごとを深いところで判断し、他者に依存しない、
自立した判断ができる人間。

そして、親は・・・
子どもの自分の才能を見出していけるように手助けすること。
子の個性が自由に花開いていくように・・・
「アジサイはゆりにはならない」

7歳までの幼児期は、身体的な宗教とシュタイナーは言い、
世界と一体になる力によって、「模倣」を行う。
親が、この時期に、神と宇宙の感覚を持つことを勧めている。
たとえば、「お祈りをする」等・・・・

そして、お日様のような笑顔に陰りがでてくる9歳の危機、
模倣の力が失われてくる。
「自分はまわりの人とは、ひとつではない!」
「この世界で自分は1人なのだ」
自分は解ってもらえていないという感情が出てくる。

そして、大人の権威から離れたい欲求が現れる12歳、

松田先生の実際の体験など
そのほかに、素晴らしいお話一杯で、
私の頭のスペースにはみ出す程でした。

この時期の子どもに関わる大人にとって、
子どものカラダとココロの変化を哲学的にも理解していることは、
とても大切なことだと思いました。

ドイツでも、肉体とココロは結びついているということ、
「自立」は、ヨーガでは「独存位」というめざす人間像だということで、
とても違う国とは思えませんでした。

★このブログを観て下さって、

どうぞ、色々なご意見やご感想をコメントして下さい。

子どもを連れて行くのに、良いスポットは・・・など

ママ友で立ち話するような、情報的な話題ではありませんが、

ふと湧いてきた思いなど、

シェアしていきたいなと思います。

「子どもにどんな手助けが出来るのだろう・・・」と

いつも考えている仲間として。

今日も、無事に過ごせた事に、感謝★

3 件のコメント:

Yママ さんのコメント...

早速コメントします♪

Yくんの模倣・・・
素晴らしく、また頼もしいですよね!
うちのYも、あんな風に模倣してくれるかな?なんて期待したりしてますが・・・(笑)

うちの子はうちの子で、また彼らしくて
とてもかわいく頼もしいと思ってます♪
(思いっきり親バカですが・・・)

この時期の成長といったら、目まぐるしく早いもので親の気持ちが追いついていかないような気がするのは私だけでしょうか?
たくさんのことに興味を示し、彼にとっては毎日新発見・初体験ばかりで、日々興奮状態で遊んでいます。
だから、「はぁはぁ」「ふぅ~」っと息をきらして一生懸命遊んでいます。

なるべく好きなようにさせてあげたくて、部屋中をおもちゃで散らかそうが、投げようが 引き出しの中を荒らそうが 怒りません。

食事中も全然 落ち着きがなくて、気に入らないおかずはポイ!って投げます。
でも、こんなこともかわいいなって思っちゃうんですよね。
というより、おかずをちゃーんと認識してることが素晴らしくて感心させられます。

一つのお皿に何種類かのおかずを混ぜてのせているのに、好きなものを選んで掴み食べしてるんです。


とにかく、母親の私のほうが驚かされるばかりですね。

【意】【情】【知】の階段があること。
知っておくと、次のステップに上がる時に子供の成長をまた違う形で感じることができそうです。

yoga.aosora (sonoko) さんのコメント...

いつも、Ymama ありがとうございます!
金曜日は、Y&Y、違うキャラで息が合っていますね。

もうすぐ、1歳のYくん。
でも、まだ0歳。
一生懸命、遊んで、全てが発見!!
それは、細胞も増えるし、
「はぁはぁ」「ふ~」ですね。

いつから、人間って外からの刺激を求めるようになるのでしょうか?
誰だって幼い頃、日常の毎日が、その一瞬一瞬が、新発見だったのに・・・

その気持ちを忘れたくないですね。
ヨーガをしている時は、
自分を眺める時、自己発見の時・・・
そんな気持ちでヨーガを行じています。

怒りに無関係なYmamaには、頭が下がる思いです。
でも、シュタイナーのこの時期の発達の意味を知ると、本当に納得がいくことです。
散らかすことも、しっかり意味を成していることなんですね・・・

YmamaのいつもYくんを見つめるまなざしは、素敵だなと思ってました。

Yママ さんのコメント...

お返事ありがとうございます。

私、つい先日 発見したんです!
息子が嘘泣きしてる~(驚)

「えーん、えーん」って泣いてるから
どうしたのかな?って思って
視線だけ向けて彼の顔を見たら、
ななななんと、片目だけ開けて私を見ているじゃないですか?!

え゛~!!
まじですかぁ?
って驚いちゃいました。

いつの間にそんな知恵を習得したんだろうか?
教えてもいないのに、赤ちゃんの能力ってすごいですね。

あと、怒らない私←←期間限定ですよ(笑)
勿論、もう少し成長したら怒らなきゃいけないことがたくさん出てくると思うので
そんな時はしっかり怒っちゃいますから♪